第4回Rubyビジネスフォーラムが開催されました
- 2015.07.10
- 会社News
2015年07月09日、弊社が入会しておりますRubyビジネス推進協議会主催の「第4回 Rubyビジネスフォーラム」に参加いたしました。
まつもとゆきひろ氏により開発されたオブジェクト指向言語の“Ruby”ですが、今回フォーラムもまたRubyの新たな可能性を感じさせる内容になっていました。
今回は3名の方々による講演が行われ、貴重なお話をうかがうことができました。
まず最初に、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長であり、Rubyの開発者でもあるまつもとゆきひろ氏の講演が行われ、「Rubyがもたらすイノベーション」をテーマとし、Rubyによって生まれた様々な製品事例、また現在進めている新しいRubyの取り組みについてご紹介いただきました。
続いての講演では、「『納品のない受託開発』がもたらすIT企業の未来」をテーマとし、従来の受託開発に潜む問題点を、アジャイル開発によって解消した紹介事例数々をご説明頂きました。
最後に、「軽量Ruby(mruby)が組込み機器開発にもたらすイノベーション
」をテーマとした講演が行われました。
従来、Rubyによる組込みソフト開発は難しいと言われていましたが、2014年4月に組込み機器などリソースの少ない環境をターゲットとした新しいRuby である“mruby”がリリースされたことによって、数多くのソフト開発が可能になったという実例をご紹介いただきました。
今回は、弊社代表とともに、今年入社したばかりの新入社員も参加させていただきました。このビジネスフォーラムに参加するまでは、“Ruby”に接する機会がほとんどなかった彼ですが、今回の講演をきっかけとし、新たな世界の知識を得ることができたようです。
いずれの講演も大変興味深いものであり、今回のビジネスフォーラム参加をもとにRubyをさらに深く理解し、活用し、技術を高めるとともに、お客様に対してより精度の高いシステム、幅広い分野でのサービスのご提供ができるよう、邁進していきたいと思います。