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ThePCWorld 「入力装置」

2014.09.30
開発者News

前回は5大装置という事で全体の流れを基に簡単にご紹介させていただきました。二回目の今回は入力装置に関してもう少し詳しいお話をしていきたいと思います。

入力装置
第1回ではデバイス(機器)を操作することにより、その内容に応じたデータを信号としてコンピュータに送ると説明しました。
当たり前ですが、我々人間とコンピュータでは頭脳の作りが異なります。
我々がいくら言葉でコンピュータに語り掛けても 、そのままではコンピュータはちんぷんかんぷんです。そこで我々がコンピュータに対して疎通を図り指示を出す為には、 入力装置が必要となります。
入力装置は、我々がコンピュータに対して指示を出す際に、コンピュータにとって理解できる形“データ”に直してくれるので、コンピュータもその要求に応える事が出来る つまり機械語に翻訳 してコンピュータに伝える役割を持っています。

入力装置の種類
入力装置には様々な種類があります。

マウス
机上で動かす事により座標をコンピュータに伝え、画面上のポインタを動かす様にコンピュータに指示 をしてくれます。
昔はマウスの裏側に付いていたボールで座標を取っており、感度が悪くなる度にボールを外して清掃していましたが、最近では光学式のマウスが主流になり、分解清掃する必要がなくなりました。

キーボード
キーを叩くことにより、キーに応じたデータをコンピュータに送ってくれます。基本的なデバイスであり、マウスが登場する以前から存在しています。今でこそマウスとセットで使用していますが、以前はキーボードのみで全ての操作を行っておりました。

タッチパネル
画面に直接触れることにより、センサーが触れた位置を感知し、その位置情報を基に入力の処理を行います 。画面自体は出力装置に該当しますが、タッチパネルは操作が 可能な為、実質入力と出力を兼ねている事になります。
タッチパネルというと元々 ATMや駅の券売機が身近な例でしたが 、最近はスマートフォンの普及で更に身近になりました。

スキャナー
センサーを用いて画像等の情報を読み取り、コンピュータに情報を取り込みます。読み取った情報をデータ化し、コンピュータに送るという意味合いではスキャナーも入力装置に分類されます。
複合機やプリンターに搭載されている「スキャナー」が 最も身近な存在かと思います。

マイク
音声をマイクで拾い、データをコンピュータに送る事 で口頭での操作が可能なデバイスです。
人語(人間の言葉)から機械語への翻訳という意味合いでは 、最もそれを体現しているデバイスではないでしょうか。
最近では スマートフォンで入力者が指示や質問を口頭で投げかけて、それに対する回答や結果を入力者に返す対話式のアプリケーションも出てきました。

入力装置の役割 や入力のデバイスを幾つか挙げてみましたが、如何でしたでしょうか。コンピュータで入力というと マウスやキーボードをイメージされる方が多いかと思いますが、実際には様々なデバイスが存在しており、その分コンピュータへのアプローチの手段があります。

しかしデバイス達の姿は変わりますが、我々の意思を翻訳してくれるという点では変わりません。
本記事を読んだ皆様の知識にプラスとなれば筆者としては幸いです。
それではまた次回に・・・

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