映画「E.T.」のガラクタで作られた通信システム
- 2014.08.28
- 開発者News
皆様はスティーヴン・スピルバーグ監督が製作した映画「E.T.」をご存じでしょうか?
地球外生命体「E.T.」が地球に迷い込み、現地の子供達と友達になったのに地球の科学者達に追い掛けられ、最後は子供達に別れを告げて宇宙に帰るというお話です。
1982年に公開された映画ですが、この映画の中でE.T.が宇宙船にSOSを送る為、ガラクタを集めて宇宙通信システムを作るというシーンがあります。
そもそも宇宙のどこにいるかも解らない宇宙船と通信する事は可能なのでしょうか?
実は1977年にオハイオ州立大学の地球外知的生命体探査計画(SETI)で使われたビッグイヤーという電波望遠鏡で、地球外生命体によって送信された可能性がある電波信号を観測したそうです。(通称:Wow!シグナル)未だこの電波信号の起源は謎のまま。
そして天文学者の中には地球外生命体の存在を信じ、宇宙に電波信号を送る試みは日本の天文台を含め、数多く行われています。
つまり、現実の世界でもE.T.の行った宇宙に対する電波信号は行われております。
今後も様々な映画・アニメで描かれた未来のIT技術と現実について投稿をしていきます。