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ThePCWorld [5大装置]

2014.08.21
開発者News

本記事ではThePCWorldという事で「PCはどんな部品で構成されている」や「この部品にはどんな規格、製品がある」といったPCに関する内容や新しい部品に関する事を記載していこうかと思います。
今回は第1回という事でコンピュータを構成する中でも重要な5大装置に関して書き記していきます。

まずPCそのものと関わりが薄い方は5大装置とは何ぞやと思われた方もいらっしゃるかと思います。5大装置とはその名の通りコンピュータ内で稼働する5つの装置を指す用語でそれぞれに制御装置、演算装置、記憶装置、入力装置、出力装置と呼ばれています。
「それぞれ言葉の意味は分かるけどちょっとイメージしにくいなぁ・・・」そんな風に思われる方もいらっしゃると思いますので実際の操作の流れを基に各装置の動きを簡単に見ていきましょう。
1.例えば皆さんがキーボードで「あいうえお」と入力したとしましょう、この時キーボードから「あいうえお」というデータを信号として接続しているPCに送ります、このキーボードが入力装置にあたります。

2.するとPCはその信号内の命令を忠実に遂行する為、メモリというパーツにいったん入力されたデータを保持します、このメモリが記憶装置にあたります。

3.精密機械であるPCは常に計算を行うことによって稼働します。その為、PCは次に「あいうえお」を画面に出すための計算を記憶した内容を基にCPUというパーツで行います、このCPUが演算装置にあたります。

4.そして計算した結果をデータとして再度記憶装置で保持し、最後は「あいうえお」をモニターに映し出します、このモニターが出力装置にあたります。

上記が各装置の役割ですが、何か足りない?と思った方もいらっしゃる事かと思います。記述された中に制御装置が登場していません。制御装置は各装置を統率する役割を担っており、各装置の動作は制御装置を通じて行われております。故に制御装置は一連の流れの中で常に関わりを持っています。

今回は5大装置に関してという事で一連の動作を基に書き記してみました。コンピュータを知る上で必ず出てくるトピックスですが本記事が皆様方の目に留まれば筆者としては嬉しい限りで御座います。それではまた次回に・・・

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