社会に女性が進出し、活躍されるようになってから時は随分と流れていますが、まだまだ制約や環境は厳しい状況です。女性が社会に関わる率の都道府県別では、大阪がワースト1で、ワースト1では関西圏が占めているそうです。私の周りでも、家族の介護や、本人の体調不良により退職せざるを得ないという声が年々増えてきました。
　少子化により、若い世代よりも高齢者がこれから益々増える時代ですが、だからこそ介護や福祉、子育てに於いても女性の知識や経験が活かされ、活躍は広がる一方であり、また働き手としても十分期待の持てるものです。
　そういった女性が「年齢や環境に関わらず、業種・職種の枠を超え、働き方を自ら選択し、やりがいを持って社会参加できる地域社会」を創ろうと、“一般社団法人　女性と地域活性推進機構（WAO）”は、設立２周年を迎えられました。


　先日、その感謝パーティーに参加させていただきました。ご支援・ご協力者が多数参加され、また産学一体となって研究開発も進めていらっしゃいます。当日は、大阪商工会議所女性会　会長様のご挨拶と乾杯でスタートし、理事の方々からこれまでの活動報告と、今後の予定や課題を発表されました。活動に至っては、すでに社会に進出されている方々だけではなく、学生の方々とも連携をとられ、“未来の働く女性たち”にどうなりたいか、どういう社会なら働いていけるのかなども研究されていることを伺い、未来は暗いばかりではないことを実感いたしました。



　参加者の皆様のパワーを、オペラ歌手の江口輝博氏の大きく伸びやかな歌声に、元気をいただきました。パーティー中、何かとご配慮いただきましたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

　女性社員が、今以上に働きやすく活躍しやすい環境創りを、まずは社内から、そしてその“和（輪）”を広げていけるように、私たちも頑張って参ります。