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BSD Roomへようこそvol.1

2014.09.11
開発者News

BSD Roomへようこそ。
このコーナーは、一人でも多くの人にFreeBSDの魅力を知っていただく事を目的にしています。
まず第1回目は、FreeBSDを知っていただく前にOSの説明をします。

FreeBSD(フリービーエスディー)とは、OS(オペレーティングシステム)と言われるものです。
みなさんが良く耳にするWindowsも、OSです。
OSと言うのは、コンピュータ上で動くプログラムです。
コンピュータなど物理的な装置をハードウェア、そのハードウェアを動作させるためのプログラムや、ユーザが使用するアプリケーション、ドキュメントなどをソフトウェアと言います。

ソフトウェアは2種類に大別されます。
OSはまたの名を基本ソフトウェアとも言われ、WordやExcelは応用ソフトウェアと言われます。
アプリケーションという表現をよく耳にすると思われますが、応用ソフトウェアの事を指します。

それぞれのソフトウェアで何が違うのかと言うと、その役割です。
OSの役目は、ハードウェアを適切に制御する事です。
例えばみなさんがパソコンでマウスを動かしたとします。
そうすると、画面上にある矢印(マウスカーソル)が動きますよね。
このマウスが動かされた事を検知し、動かされた方向へマウスカーソルが画面上を移動する。こういった事ができるのは、OSのおかげなのです。
他にも、Wordで文書を作成し印刷するとします。この時Wordが直接プリンタにデータを送って印刷しているわけではなく、OSに印刷依頼を出します。
依頼を受けたOSは認識しているプリンタにデータを送り、めでたく印刷される、という寸法です。

つまり、先ほど出てきたWordやExcelといったアプリケーションはOSの管理下で動いているという事です。
パソコンの上にOSが動いていて、そのOSの上でWordやExcel等が動いているわけです。ですので、OSがなければWordやExcelは動かす事ができません。だからといってFreeBSDでWordやExcelが使えるかと言うと、そうはいきません。

FreeBSDをインストールしても、WordやExcelは動きません。(但し互換性のあるアプリケーションは動作します。Microsoft社のWordやExcelが動かないという意味です。)
実は動かないのには理由があります。今後そういった事も含めてお話できればなぁと考えております。
FreeBSDの説明というより、OSの説明になってしまいましたが、少しずつFreeBSDの魅力に触れていきますので、今後もご期待ください。

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