ThePCWorld「出力装置」
- 2014.11.04
- 開発者News
またまたやってきました第3回。
前回は入力装置という事で入力に関わる様々なデバイスをご紹介させていただきました。今回は出力装置に関して、もう少し詳しいお話をしていきたいと思います。
前回の入力装置は人間からの命令を“コンピュータが理解できる形”としてデータに変換しているというお話でしたが、 出力装置は逆にコンピュータが作業した結果データを“人間が理解できる形”に変換してくれます。
基本的には人間の命令からデータの流れが始まり、最終的にはコンピュータが結果のデータを返すので、コンピュータが扱うデータにとって、入力は入口にあたり、出力は出口にあたります。出力装置はデバイス (機器)によって出力する形式、手法が異なります。
では具体的に出力装置にあたるデバイスはどの様な物があるのかご紹介しましょう。
モニター
様々な情報を画面に映し出し、映像としてデータを出力します。
出力装置の代表格と言っても差し支えないデバイスです。
プリンター
データを紙媒体などに印字するデバイスです。
近年では立体データを基に樹脂で立体物を造り出す、3Dプリンターが話題になりました。
スピーカー
データを音として出力するデバイスです。
上記2つとは違い、聴覚に訴えかけるデバイスですが、処理を行うコンピュータにとっては出力する方式が異なるだけであり、命令を処理して結果データを返すという役割は変わりません。
今回は出力装置のご紹介をいたしましたが、如何でしたでしょうか。
入力と出力は実際に操作を行ったり、データを直接見聞きする部分なので、5大装置の中でも皆さんがイメージしやすい部分だったかと思います。
次回はコンピュータの中のパーツについてのお話となりますので、またお楽しみに。