Android-マテリアルデザイン-
- 2014.10.16
- 開発者News
Google I/O 2014 で次期Android「Android L」、
Android wear, Android TV,Android Wearが発表されました。
Googleはこれらに共通するUX (ユーザーエクスペリエンス)として「マテリアルデザイン (Material Design)」を採用。
マテリアルデザインは、現実世界の物質からヒントを得て、物理的性質や同じ動きをさせることで、現実世界を意識させるデザイン 」だそうです。
まずはGoogleのマテリアルデザインの紹介動画をどうぞ。
スマートフォンやiPhoneの影響でフラットデザインが普及しはじめて、デザインがシンプルミニマルになったのはいいのですが、
今度は逆にシンプルすぎて分かりにくくなった点もあります。
マテリアルデザインはこれらを解消すべく、物質の奥行きやアニメーションを加えてより直感的で現実世界の連続として操作性が可能なものにしています。
例えばボタンを押す動作では、ボタンを水面に、タップする指を水面に投げた石に見立て、ボタンがタップされた際に波紋が広がるモーションが採用されています。
今までの場合ですと、ボタンを押す動作だと、色が変わる等が多かったですが、マテリアルデザインでは、アニメーションと奥行きで、表現することによって現実世界の動きに近づけているのです。
マテリアルデザインの担当している マティアス・デュアルテ氏によれば、
「新しい法則を覚えるにはストレスがかかり、現実世界と、違う法則(現実世界とかけ離れたUX動作)ではなく、現実世界と一貫性のあるデザイン」を目指したとのことです。
iOSとAndroid常に比較され話題になりますが、私は次期「Android L」の登場、非常に楽しみになってきました。