注目の端末2
- 2014.09.18
- 開発者News
今回紹介するのは「neuro:on」という、アイマスク型端末です
皆さん、毎日睡眠はしっかりとれていますか?
私はあまり体力がない方なので、出来るだけ睡眠はたくさんとるように心がけています。
ひと昔前は、徹夜で仕事するのが美徳という時代もあったのでしょうが、現代では起床から13時間以上経つと作業効率が低下、17時間も経つと血中のアルコール濃度が酒気帯び運転時と同等になるので、逆に仕事の効率が下がり、体や脳に大きなダメージを与えるとされています。
ですがそうは言っても、そこはやはり勤勉な日本人の事なので、睡眠時間を削って仕事をされる方も多いでしょう。
人間は単相睡眠という1日に6~7時間まとめて睡眠をとる方法が一般的ですが、この睡眠方法は人工照明が発明されてから生まれた睡眠方法で、かつての人類を含む多くの生物は、睡眠を分割してとる多相睡眠という方法が一般的でした。
万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチや、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズも多相睡眠であったといわれています。つまり、多相睡眠は生物学的にも理にかなった睡眠方法といえます。
その多相睡眠を手軽に実現する為の端末が、「neuro:on」です。
neuro:onは世界初の多相睡眠コントールシステムで、多相睡眠に慣れてくると、1日に2時間程度という非常に短い時間でも効率的かつ十分な休息がとれるとの事です。
具体的には、「脳波」「筋張力」「眼球運動」などの生体信号を測定し、
データ化。そうして分析したデータを元に睡眠の状態を把握し、レム睡眠(体は眠っているが脳は目覚めている)状態の時に目覚めを促してくれるので、効率的な睡眠をとる事ができるそうです。
また、その他にも時差を調節する機能や、明晰夢誘導機能(どういうメカニズムかは不明)も実装されているそうです。